店長ぼやきます!記00040 12月27日 「ビフォーアフター」
2024年12月27日
ぼやき店長です!
さて、冒頭の「ビフォーアフター」ですが
10年ほど前迄、某テレビ局でビフォーアフターという、住宅リフォーム番組が放映されていました
私も欠かさず見ておりました
とても面白い構成で、視聴者様には評判が良かったようです

ただ、私は同業者目線で見てしまい、斜に構えた見地から、拝見することが多かったです
劇的に変わる様は本当に、魔法のようで、ワクワクさせてくれました
当然、法律を遵守内なので、限度はあったと思いますが、ギリギリまで攻めているように御見受け致しました
皆様はもし、このテレビをご覧になった時、同じようにビフォーアフターさせたいと思いますか?
言葉は悪いですが、アラ還の方が、成人式迄タイムスリップするくらいの変化です

まあ、そこまでは・・・と、思う方もいらっしゃるかと思いますが、
大方は、成人式迄戻りたいと思うでしょうね
この番組は、最後にリフォーム費用をこっそりと伝えていました、皆さんご存じでしたか?
毎回、答え合わせのような感覚で最後に伝える改造費用を私なりに算定したものです
結果から言うと、私の答え合わせは、100点満点でいうと10点というところでしょうか?
落第決定です
ちなみに、どっちに外れたと思いますか?
私の見積もりは毎回毎回、安すぎました
というか、毎回、この費用は本当なのだろうか?
もし、本当なら、建て替えた方が早いんじゃないか?
と、毎回、脳裏をよぎりました
人間もある時、成人式にビフォーアフターしたいものですね
いくらかかっても
(#^.^#)
店長ぼやきます!記00039 12月26日 「入門します」
2024年12月26日
ぼやき店長です!
さて、冒頭の「入門します」ですが、
田舎育ちのO様、めでたく、注文住宅を建てられ、ご家族で幸せそうに暮らしています
注文といっても、99%は奥様の要望でかためられ、最初から最後まで設計担当者と奥様とで決め、旦那様は蚊帳の外でした
お子様が大きくなり、ちょうど、リフォームを迎える時期にさしかかり、
O様は奥様に宣言しました
今回のリフォームは「俺が決める!」と

そこで、弊社にご依頼があり、旦那様の生まれ育った、田舎育ちから始まり、
家に対する、要望も聞かせていただきました
旦那様はとにかく、小さいころに過ごした、実家の匂いが抜けず、
なにやら現代の生活文化になじめないご様子、とはいっても、ある程度のところで妥協して頂くため
やんわり、御忠告させていただきました
私が、最後まで懸念したのが、旦那様の畳に対する執念です
テーブルを嫌い、座卓でご飯が食べたいそうで、となると、フローリングではなく畳という選択になります
こたつでミカンを食べた事をとても懐かしんでおられました

旦那様の要望を図面におりこみ、お見せすると、
「じー」っと図面とにらめっこ
2~3分程たったころでしょうか?
何かご不満があるのかと構えていると、なんと、畳の間をさらに広げるよう、要望が飛んできました
最近では、一部、畳をひくかたもいらっしゃいますが、どちらかといえば、
畳の間をフローリングに変える方がほとんどです
O様は素人ですので、図面にすれば、私の言わんとすることがわかって頂けると思い、図面を引き直し、ご提示しました
すると、又、3分ほどの図面とのにらめっこ、ちょっと嫌な予感がしました
旦那様が口を開きます
案の定、「畳を広げてくれ」、すると横で図面をにらんでいた奥様が「やめて」と一言
ですが旦那様のご意向がまさり、リビングダイニング全面、畳をひくことに
今でも忘れません
リビングダイニング、20畳、前面に畳を敷き詰めた瞬間、
どこかで見た、柔道場のようでした


旦那様は、入門した気分ではなかったでしょうか
(#^.^#)
店長ぼやきます!記00038 12月24日 「1・2・5」
2024年12月24日
ぼやき店長です!
さて、冒頭の「1・2・5」ですが、
この数字を先に何だか申し上げます、トイレのメーカーの保証年数です
皆様、トイレを買われた時に、販売店さん、もしくはメーカーさんから保証について説明があったと思います

トイレの保証と言うのは、場所場所により、細かく、保証年数が定められています
トイレのプロならともかく、お客様の頭の中には1・2・5とあると、おそらく、5しか残っていないと思います
2~3年ほど、使用したところで、不具合が出て、修理要請のお電話を頂くことがあります

当然のごとく、保証なんだから
「タダでやって」との事です
現状把握の為、お伺いし、点検しますと、案の定、「保証がきかない部位」が壊れています
恐る恐る、伝えると、劣化のごとく怒る方もいますし、納得される方もいらっしゃいます、が
私観では、8割の方はご納得いかない様子、しかたなく、メーカー様にかわり、保証内容を説明しますが
表情には、騙された感が満載です

内情をばらしますが、トイレというのはさっくりいうと、
陶器で出来ている便器と、その上に乗っている、コンピュータの塊の便座の二段でできています
考えても見てください、5年保証の陶器で出来ている便器が5年以内に壊れることがあると思いますか?
というか、10年たっても100年たっても壊れませんよね
1000年前の陶器が地中からそのまま出てきてます
問題は、陶器の上にのっている「便座」なんです
開けてびっくり玉手箱ではありませんが、中をのぞくと、電子部品がびっしりと詰まっています
当然、壊れがちですよね
お客様の使い方にもよりますので、保証期間が1年、又は2年と短いのです
あんに、
「便座は2年くらいで壊れてくるかもね」と暗示しているのではないのでしょうか
機械ものですから、あたりはずれもありますしね
(#^.^#)
店長ぼやきます!記00037 12月23日 「ナンバー9」
2024年12月23日
ぼやき店長です!
さて、冒頭の「ナンバー9」ですが、
もし、サイボークとイメージされた方は、昭和の昭和の昭和です
若い方は何を想像するのでしょうか?

何を想像するかわかりませんが、今日の「ナンバー9」はペンキの話です
ペンキと「ナンバー9」がどう結びつくかとわかった方は、ずばり、あなたは塗装屋です
というか、塗料メーカーの研究員です
そうなんです、「ナンバー9」というのは「フッ素」という化学で使う原子番号なんです
ちなみに水素は1番です

小難しい話はこれくらいにして、なぜ、「フッ素」を取り上げたかというと、
この「フッ素」が今現在の最強の塗料なんです
よく、歯の治療で「フッ素」を塗る治療がありますよね
あれば、歯の上にフッ素をコーティングするのです
又、超高級車はフッ素塗装というのが施されています
つまり、キラキラ輝く光沢が半永久保たれるのです
これが、フッ素という物の正体なんです

翻って、現在、住宅の塗り替えに使われる塗料でフッ素塗料があります
これを、使うとメーカー試算では25年とか30年耐用するようです
凄いですよね、30年ピカピカなんて・・・
ですが、一つだけ難点がありますよね、安かろう悪かろうの反対です
非常に、もちますけど、非常に高いです
単純に2倍持つから2倍しますという話です
という事は、通常の塗料を2回分という事になりますので、結果的にはかかる費用は一緒なのかもしれません
高級車とか、歯の治療には向いているのでしょうが、住宅の塗り替えには、
今でいう、「コスパ」がちょっと悪いかもしれませんね
塗料メーカーの研究員さん、ごめんなさい
(#^.^#)
店長ぼやきます!記00036 12月22日 「明和7年」
2024年12月22日
ぼやき店長です!
さて、冒頭の「明和7年」ですが、
明和と聞いて、明治の明に昭和の和が入っていますので
誤字じゃないかと思った方ほとんどだと思います
もし、「ああ、明和ね」と、つぶやいた方は、相当な江戸マニアです
そうなんです
明和7年というのは江戸時代の元号で、西暦でいうと1770年です
数年前、この、1970年に建てられた、土蔵をリフォームさせてもらったことがあります
ある地方の旧道沿いに面した農家の方でした
広い敷地に12坪ほどの土蔵がぼつりと建っていました

江戸から代々続く農家の方で私には、その価値がわかりませんでしたが、
施主様は先祖様からの引継ぎを守るべく、改修にふみきられました
お話を伺うと、生まれてから、一回も中に入った事がないとの事
屋根壁が朽ち、(土で出来ています)ボロボロでしたので、新築当時に戻して欲しいとの事でした
ですが、土壁を施工する職人がおらず、相談の結果、今の土壁をこぼれないように
覆い隠すという工法で、ご了承をいただきました
実はその時、施主様もこの土蔵がいつ建てられたのが存じませんでした
ただ、うん百年前とわかっていたようです
いざ、工事が始まり、中に入ると、ほこりの山、確かに人が入った形跡はなく、
あちらこちら、時の蓄積を感じさせられるものでした
工事自体は特に難しい事はないのですが、如何せん大変なのは、中の収蔵物の保護でした
中階段があり、といってもはしごですが、登ってみると、そこにも収蔵物が山のようにありました
照明をたよりに、あちこち探ると、なにやら、天井の一番高い所に、一枚の古い板がありました
どうやら、上棟時に埋没された、棟板のようです
棟板というのは、建築年と棟梁の名前が記されたのもです
おやっと思い、目を皿のようにしてみると、「明和7年〇〇兵衛(多分大工さんの名前)」

この発見を施主様に伝えると、施主様は驚き半分、感慨半分のご表情でした
後日、収蔵物を専門家に価値があるか、鑑定してもらったようです
工事が先に終わったので、その鑑定結果は教えてもらえませんでしたが、
ひょっとしたら大化けしているかもしれませんね
(#^.^#)


