店長ぼやきます!記00039 12月26日 「入門します」

カテゴリー/ その他 |投稿者/ 関東ホーム

ぼやき店長です!

さて、冒頭の「入門します」ですが、

田舎育ちのO様、めでたく、注文住宅を建てられ、ご家族で幸せそうに暮らしています

注文といっても、99%は奥様の要望でかためられ、最初から最後まで設計担当者と奥様とで決め、旦那様は蚊帳の外でした

お子様が大きくなり、ちょうど、リフォームを迎える時期にさしかかり、

O様は奥様に宣言しました

今回のリフォームは「俺が決める!」と

そこで、弊社にご依頼があり、旦那様の生まれ育った、田舎育ちから始まり、

家に対する、要望も聞かせていただきました

旦那様はとにかく、小さいころに過ごした、実家の匂いが抜けず、

なにやら現代の生活文化になじめないご様子、とはいっても、ある程度のところで妥協して頂くため

やんわり、御忠告させていただきました

私が、最後まで懸念したのが、旦那様の畳に対する執念です

テーブルを嫌い、座卓でご飯が食べたいそうで、となると、フローリングではなく畳という選択になります

こたつでミカンを食べた事をとても懐かしんでおられました

旦那様の要望を図面におりこみ、お見せすると、

「じー」っと図面とにらめっこ

2~3分程たったころでしょうか?

何かご不満があるのかと構えていると、なんと、畳の間をさらに広げるよう、要望が飛んできました

最近では、一部、畳をひくかたもいらっしゃいますが、どちらかといえば、

畳の間をフローリングに変える方がほとんどです

 

O様は素人ですので、図面にすれば、私の言わんとすることがわかって頂けると思い、図面を引き直し、ご提示しました

すると、又、3分ほどの図面とのにらめっこ、ちょっと嫌な予感がしました

旦那様が口を開きます

案の定、「畳を広げてくれ」、すると横で図面をにらんでいた奥様が「やめて」と一言

ですが旦那様のご意向がまさり、リビングダイニング全面、畳をひくことに

今でも忘れません

リビングダイニング、20畳、前面に畳を敷き詰めた瞬間、

どこかで見た、柔道場のようでした

旦那様は、入門した気分ではなかったでしょうか

 

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