ぼやき店長です!
さて、冒頭の「縦?横?」ですが
住宅リフォームで縦、横どちらがいいですか?と聞かれるリフォームは何だと思いますか?
ほとんどの商品は、置き方がきまっていて、横にすることは出来ませんし、
同じく、縦にすることもできません
が、あるリフォームだけは縦か横か選べるのです
もったいぶらずに、正解を伝えますが、それは、屋根の葺き方です
屋根というのは、横に並べるか、縦に並べるか選ぶことができるのです
皆様の住宅は屋根は横に並んでいますか?
それとも縦に並んでいますか?
その前に、横に並ぶとはどういうことか?と思われる方がいると思われますが
横に並べる屋根というのは代表的なものは
「陶器瓦」、
「薄型スレート」、
今は絶滅しましたが「茅葺」、これが相当します
これらの屋根の特徴は屋根の一番下から、横に並べ切った後、
又、そこに横に並べ、最後に峰迄到着します
これに対して、縦の屋根というのは、左右両端どちらでもいいのですが、
上下に屋根を並べ、右または左に順々に屋根を置いていく工法です
代表的なのは住宅でいうと、トタン屋根です
お店と工場だと折板屋根です
その昔、茅葺屋根から、近代の屋根に変わった時、
誤解を恐れずに申し上げれば、予算が組めない場合、縦葺きのトタンを採用しました
反対に、予算が組める場合は横葺きの陶器瓦等を採用しました
しばらく、横葺きの屋根が幅をきかせていましたが、最近では、縦葺きの屋根が流行しています
私などの昭和世代は、縦葺きには独特の想いがありますが
今の若い方は、まっさらなので、純粋に縦葺き屋根を”かっこいい”とおっしゃられます
もし、身近で新築中の現場がありましたら、屋根を見てみてください
縦に縞が入っています、10軒みれば、半分は縦じゃないでしょうか?
時代は繰り返すのですね
!(^^)!