ぼやき店長です!
さて、冒頭の「ハイブリット職人」ですが
最近、ハイブリットという言葉を、あちらこちらで見かけます
住宅リフォームでハイブリットと言えば、真っ先に脳裏に浮かぶのが、
給湯器で、ガスと電気を併用するハイブリット給湯です
いつの頃からか、施工にもハイブリットというカテゴリーが出現しました
どういう意味か全く分からないと思います
ハイブリットを説明する前に、建築職人の歴史を簡単に説明させて頂くと
木を扱うのが、大工さん
水を扱うのが、水道屋さん
ガスを扱うのが、ガス屋さん
内装を扱うのが内装屋さんと細分化されていました
ですので、大工さんが水道工事を施工することはありませんでした
いつの頃からか、職人不足も後押ししてなのか、はたまた、建築工事の難易度が下がった為なのか
お互いに、相いれる事が、おきまじめました
昔ほど、専門性が高くなくなり、相いれる事が可能になったようです
大工さんが、水道工事をかじったり、設備屋さんが大工仕事を施工したり、
さらに、大工さんでありながら、設備工事も施工する方が増えてきました
施工のハイブリット化です
この現象は、時代の後押しもあり、普及してきました
時折、お客様から大工工事中に「水道屋さんはいつ来るのですか?」と聞かれた時、
「今、大工工事をしている職人さんが、続けて水道工事をやります」というと
驚かれる方がいますが、今はそういう時代になりました
工期短縮にもなり、メリットはかなり多いです
ことわざで「餅は餅屋」ということわざがありますが、
現代風に直せば、”もち”も”おはぎ”も餅屋ということでしょうか
建築現場もますます進化するのでしょうね
!(^^)!