ほやき店長です!
さて、冒頭の「どっちが危険?」ですが
皆様が住んでいる、住居は暑すぎるのと、寒すぎるのは、人間にとってどっちが危険だと思いますか?
今の住宅は高断熱(超機密)にて一年中快適な温度設定ができますが、
ちょっと前までは、といっても50年くらい前でしょうか
断熱という概念がない時は、夏はめちゃめちゃ熱く、冬はめちゃくちゃ寒い、そんな時代が長く続いていました
今の若い方は「しもやけ」という言葉を知らないと思います
50年前の子供は、「しもやけ」という病気ではないのですが、そういう病気の様なものがありました
これは、真冬に寒すぎる為、体内の血行が悪くなり、簡単に言うと指が太り、かゆみがでる症状です
今はほとんど死語になってしまいました
このころは、真夏と言っても、最高気温が30度を超えることは、ほぼありませんでした
つまり、四季を通して、今よりも気温が低かったのです
50年後の今日は、真冬にしもやけになることはありませんが、
真夏は35℃を超えることも多くなりました
つまり、全体を通して、暑くなっています
住宅に住んでいて、寒すぎて死ぬという事は、ほぼありません
凍死で死ぬ方は、たまにありますが、これは屋外での出来事です
翻って、巷のニュースで屋内に居ながら、熱中症で亡くなる方を散見します
ま、これは冷房を入れなかったことが原因であるそうですが、ということは、
冷暖房装置がなければ、暑すぎる事の方が、危険という事になりますよね
文明がおきる前は冷暖房がなかったのですから、生き物というのは寒さに強く、暑さに弱いという事になります
冷暖房に頼りすぎるのも人間にとっては良くないのかもしれません
多少隙間風が吹く方が、人間にとっては優しいのかもしれませんね
リフォームもあまり、高断熱、高気密にこだわらない方がいいかもしれませんね
!(^^)!