ぼやき店長です!
さて、冒頭の「細マッチョ」ですが、
今日は、木造住宅の柱についてです
皆様は、家の構造材に使う木の種類はご存じですか?
有名なものでは、
「杉」
「松」
「檜」
といったところでしょうか?
他にもいろいろありますが、割愛いたします
日本の山には杉が植樹されています
当然、海外製もありますが、なんだかんだ言っても杉がメインであります
植樹してから20年から50年で製品となりますが、
切り倒した直後の木はすぐに使う事が出来ません
何故だかわかりますか?
実は、木というのはとても水分を含んでおり、簡単に言えば、ぶくぶくして柔らかいんです
えっ?あんな固い木がと思うでしょうが、人間でいうと、水を飲みすぎて水デブになっている状態です
では、この水の量(含水率)がいくつになれば、柱として、合格するか、
ご存じの方がいれば、貴方は、相当、木に詳しい方です
ちょうど、人間がダイエットするイメージです
人間ですと、体脂肪率30%以上ですと、メタボ判定されると思います
逆に言うと29以下はメタボでないと言えますよね
木材はさらに厳しいです
商品として使えるには、なんと、15%以下でないと一人前ではありません
どうですか?皆さん、体脂肪率15%って、痩せてませんか?
人間も一緒だと思いますが、かなり筋肉質です
巷でいう、細マッチョというところでしょうか?
この細マッチョにするのに切り倒してから、どのくらいかかると思いますか?
自然乾燥ですと、2年と言ったところでしょうか?
ですが、今は、機械で強制乾燥させるようです
皆さんの住宅の木は細マッチョに支えているんですね
(#^.^#)