ぼやき店長です!
さて、冒頭の「聞こえませ~ん」ですが、
皆様は、「防音ルーム」というのはご存知でしょうか?
よく楽器を演奏する方が、自宅で練習する場を作る場合、防音ルームにすることが多いです
プロの音楽教室のヤマハさんとか、カワイさんは専用の練習室を作っているので、
例えビルに入居していたとしても、他の入居者に迷惑をかけることは、ほとんどありません
ですが、個人が自宅で練習をする場合、防音処置は必ず必要となります
ちなみに、楽器の中で一番音が大きいの何だと思いますか?
色々な楽器がありますので、3択にしますね
1番ピアノ
2番トランペット
3番ドラム
どの楽器が一番音が大きいと思いますか?
答えを申し上げますと、3番のドラムが一番、低音から高音まで、音が一番大きいのです
さすがに自宅でドラムを練習する方をあまり、お見受けしませんが、ピアノはよくお見受けいたします
都会などではマンションで、ピアノ教室をやれる方もいらっしゃいますので、
ことさら防音には気を使われるようです
ちなみに防音には、レベルがいくつかあり、78段階ほどあります
最も低いのは、「まあ聞こえるでしょう」というものから
一番厳しいものでは、「ほとんど聞こえない」というものです
先日マンションにピアノルームを作られ方を拝見いたしましたが、
マンションの中に防音ルームを作ることは、そんな簡単ではありませんが、難しくもありません
実は、1番大変なのはピアノを部屋に入れることです
アップライトのものはともかく、グランドピアノですと、大きさも大きいですし、重さもあります
ちなみに、私が拝見したマンション内の防音ルームのピアノは、ステインというアメリカのピアノだそうです
四畳半に置けば、ほとんどピアノでしめるぐらいの大きさでした
そのピアノをどうやって部屋に持って行けたのか?
お聞きしましたら、何でも、1度分解してから部屋の中で、また組み立てたそうです
大変ですね、その方はピアノの世界では有名らしく生徒さんも多々いらっしゃるそうです
一般的に自宅に防音室という場合、音楽関係の方を想像されると思いますが、
中には違う目的で作られる方もいらっしゃいます
どんな目的か考えつきますか?
つい先日ご依頼を受けました防音室は、なんと寝室用です
いかがわしい理由ではなく、その施主様の体調の関係もあり、無呼吸症にて、イビキが近隣に迷惑をかけるそうです
その為、防音室というよりか、遮音室を作ることになりました
ちなみに防音室というのは壁に使う素材を重く、そして、硬いものにすれば、より遮音性能が上がります
プロが使う防音室は鉛シートを貼りますが、一般的にはそこまではやりませんが、そういう方法がよく使わ れ ます
音というのは空気の中を波のような感じで伝わるものなので、
ちょうど海に置いてある消波ブロックみたいのがあれば波が消えるわけです
それが壁に設置する鉛とかプラススターボードなのです
設置後、近隣からのクレームはなくなりました
施主様も毎日安眠しています
世の中には、色々な理由で色々なリフォームをする方がいらっしゃいますね
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