ぼやき店長です!
さて、冒頭の「達磨落とし」ですが、
達磨落としと聞いて、今の若い方は射的で、ミニ達磨を落とすのではないか、と思われると思いますが
達磨落としというのは、その昔、コンピュータゲームがない頃のおもちゃです
知らない方の為に説明しますが、輪切りにされた、円柱状の達磨を一番下から、
ハンマーで倒さずに一ずつ飛ばすゲームです
今となっては、このおもちゃの何が面白いのかわかりませんが、
当時は、幅を利かせていた、おもちゃだったと思います
この達磨落としが、最近の建築工事に浸透してきました
何だと思いますか?
これは、高い建物を解体する時に使われる工法なのです
戸建て住宅の場合、解体する時は、高くても三階建てなので上から壊していきます
屋根から始まり、二階を壊し、一階を壊し、最後に基礎を壊す手順です
ですが、高層の建物、簡単に言えばマンションの事ですが、
屋上から壊すという方法もありますが、場合によっては、下から壊す方が、
コストが安く済む場合があるのです
理論上、わかってはいたのですが、下から壊す技術が確立されていませんでした
ここ何年かですが、それこそ、達磨落としのご術を利用し、
一階を簡単に言えば、横抜き
二階が下に落ちていき、
一階となり、
また、その一階となった部分を達磨落としのように横に抜き、という手順を繰り返し、壊していく方法です
この工法のメリットは、粉塵が発生しない、高所作業のリスクが軽減される等、メリットがとても多いです
一般住宅で達磨落としをしてみたいものですね
その時は、大型ダンプくらいのハンマーが必要ですね
!(^^)!