店長ぼやきます!記00087 2月28日「達磨落とし」

カテゴリー/ その他 |投稿者/ 関東ホーム

ぼやき店長です!

さて、冒頭の「達磨落とし」ですが、

達磨落としと聞いて、今の若い方は射的で、ミニ達磨を落とすのではないか、と思われると思いますが

達磨落としというのは、その昔、コンピュータゲームがない頃のおもちゃです

知らない方の為に説明しますが、輪切りにされた、円柱状の達磨を一番下から、

ハンマーで倒さずに一ずつ飛ばすゲームです

今となっては、このおもちゃの何が面白いのかわかりませんが、

当時は、幅を利かせていた、おもちゃだったと思います

この達磨落としが、最近の建築工事に浸透してきました

何だと思いますか?

 

これは、高い建物を解体する時に使われる工法なのです

戸建て住宅の場合、解体する時は、高くても三階建てなので上から壊していきます

屋根から始まり、二階を壊し、一階を壊し、最後に基礎を壊す手順です

ですが、高層の建物、簡単に言えばマンションの事ですが、

屋上から壊すという方法もありますが、場合によっては、下から壊す方が、

コストが安く済む場合があるのです

 

理論上、わかってはいたのですが、下から壊す技術が確立されていませんでした

ここ何年かですが、それこそ、達磨落としのご術を利用し、

一階を簡単に言えば、横抜き

二階が下に落ちていき、

一階となり、

また、その一階となった部分を達磨落としのように横に抜き、という手順を繰り返し、壊していく方法です

この工法のメリットは、粉塵が発生しない、高所作業のリスクが軽減される等、メリットがとても多いです

一般住宅で達磨落としをしてみたいものですね

その時は、大型ダンプくらいのハンマーが必要ですね
!(^^)!

 

 

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