ぼやき店長です!
さて、冒頭の「雨樋は?」ですが、
皆さんは東北、特に雪国地方に旅行に行かれたことはございますか?
おそらく観光地とホテルをメインに回られるので、
一般的な住宅はあまり深々と見たことないと思います
特に雪国だからと言って、都会の住宅と家の「形」には変わりはありません
ですが、大きな違いがあります
それはタイトルのように「雨樋」が設置されていないのです
なぜかわかりますよね
そうなんです、雪国は雪が降るため、雪が溶け屋根から落ちる時に
雨で全て壊してしまうんですから、雨樋をつけることをしません
もし、皆様の住宅で雨樋をつけていなかったらどうなると思いますか?
通常は雨樋に流れた雨は、排水管を通り、道路の側溝へ流れます
もしくは敷地内に流れ、そのまま浸透していきます
ですので、特段大きな問題はないと思うかもしれませんが、
実は大有りなんです、何か分かりますか?
屋根から、特に2階から落ちた雨が、屋根の一番先から落ちる時、下に勢いよく垂れますね
そうすると跳ね返りということが起きます
地面を掘るだけでなく、跳ね返った時に雨が壁にかかります
ということは、住宅に雨を侵入させる原因になりますので、住宅を傷めます
都会の住宅は比較的、軒先が短いので雨樋がないと
住宅を早く傷める原因となってしまうのです
ですので、都会、または、雪が降らない地方では雨樋をつけるのは必須となります
では、雪が降る地域の住宅はどうなってると思いますか?
勘のいい方ならわかってもらえたと思いますが、そうなんです
軒を長くしているんです
軒先を長く出すことにより、雨垂れから住宅を守っています
よく見ると雪国の住宅は比較的軒先が長いです
もし、雪国地方に旅行に行かれることがある時は、少し観察してみてくださいね
!(^^)!