店長ぼやきます!記00062 1月30日「雨樋は?」

カテゴリー/ その他 |投稿者/ 関東ホーム

ぼやき店長です!
さて、冒頭の「雨樋は?」ですが、

皆さんは東北、特に雪国地方に旅行に行かれたことはございますか?

おそらく観光地とホテルをメインに回られるので、

一般的な住宅はあまり深々と見たことないと思います

特に雪国だからと言って、都会の住宅と家の「形」には変わりはありません

ですが、大きな違いがあります

 

それはタイトルのように「雨樋」が設置されていないのです

なぜかわかりますよね

そうなんです、雪国は雪が降るため、雪が溶け屋根から落ちる時に

雨で全て壊してしまうんですから、雨樋をつけることをしません

 

 

もし、皆様の住宅で雨樋をつけていなかったらどうなると思いますか?

通常は雨樋に流れた雨は、排水管を通り、道路の側溝へ流れます

もしくは敷地内に流れ、そのまま浸透していきます

ですので、特段大きな問題はないと思うかもしれませんが、

実は大有りなんです、何か分かりますか?

 

屋根から、特に2階から落ちた雨が、屋根の一番先から落ちる時、下に勢いよく垂れますね

そうすると跳ね返りということが起きます

地面を掘るだけでなく、跳ね返った時に雨が壁にかかります

ということは、住宅に雨を侵入させる原因になりますので、住宅を傷めます

都会の住宅は比較的、軒先が短いので雨樋がないと

住宅を早く傷める原因となってしまうのです

ですので、都会、または、雪が降らない地方では雨樋をつけるのは必須となります

 

では、雪が降る地域の住宅はどうなってると思いますか?

勘のいい方ならわかってもらえたと思いますが、そうなんです

軒を長くしているんです

 

軒先を長く出すことにより、雨垂れから住宅を守っています

よく見ると雪国の住宅は比較的軒先が長いです

もし、雪国地方に旅行に行かれることがある時は、少し観察してみてくださいね

!(^^)!

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