ぼやき店長です!
さて、冒頭の「迷子」ですが、
皆様は迷子になった経験はありますか?
小さい時にお父さんお母さんとはぐれて
迷子になった経験があるかもしれませんね
一般的に迷子というのは、屋外の広い場所でなると思いますが
実は私、建物の中で迷子になったことがあります
それも、住宅なんです
日本では、一番多い建物が二階建て
土地が広い地方に行っても二階建てが多いです
その次に一階建て、平屋
都市部では三階建てをよく御見受けします
アメリカではどうでしょうか?
アメリカは広い国ですから都市部は二階建てでしょうが、
地方に行けばコストの高い、二階建てにする必要がありません
よって、バカでかい、平屋を建てることになります
日本の住宅に住み慣れることになると、
目の届く範囲に「水廻り」「リビング」「寝室」と配置されますが
バカでかい平屋では自分が、どこにいるのかもわからなくなります
江戸城ならいざしらず、個人住宅ですよ
アメリカ帰りのKさん、アメリカに長く住んでいたため、
アメリカナイズされた感覚が抜けず、日本に戻って来てからも、アメリカ風住宅を探していました
方々探しまくり、見つけたのが、35~6年前のバブル期に建てられた、バカでかい平屋です
ここが気に入り、即断即決され、夫婦と、愛犬で住まわれていました
Kさんから、リフォームの相談があり、出向きました
平面図を見て、びっくり!
建坪、100坪弱あるでしょうか?
畳でいうと200畳です
8畳で換算すると25部屋あることになります
なんとお悩みは、導線が長すぎて、万歩計が必要なくらい歩いています
もし、仲が良ければ、ハリセンで叩きながら、
「あたりまえだろう」
と突っ込みますが、真剣に相談にのりました
出した結論は、導線を短くするために、部屋を集約する事でした
このプランは、自分の目の届く範囲に「水廻り」「リビング」「寝室」となる間取りです
プランを作る際、あまりに広すぎてて、自分がどこにいるのか、分からず、迷子になるしだいでした
海外から、ウサギ小屋と揶揄された日本の住宅ですが、捨てたもんじゃありませんね
(#^.^#)