ぼやき店長です!
さて、冒頭の「まるでミルフィーユ」ですが、
ミルフィーユと聞くと何を思い浮かべますか?
一般的には、洋菓子を思い浮かべる方が多いと思います
ちなみに、ミルフィーユの語源は、フランス語の「千枚の葉っぱ」からきているそうです
つまり、葉っぱを千枚重ねたような見た目のお菓子の総称だと思います
所で、住宅の中にこのミルフィーユに似ている建材がありますが、何だかわかりますか?
新築でも使いますし、リフォームでも使います
勘のいい方なら、お判りでしょうが、べニヤです
ご存知のようにべニヤは木を薄く削り、何枚も重ねます
その昔、と言っても昭和の30年位までは、ベニヤは、さほど普及していませんでしたが、
高度成長期を迎え、大量生産が必要となり、一気に普及しました
しばらく、長方形の薄いベニヤ板のみでしたが、いつの頃からか、住宅の構造に使う、
柱や梁にこのベニヤ造りの柱や梁が出始めました
当初は、技術が進んでおらず、貼り合わせた、薄い板が剥がれるようなこともあったらしいのですが
時代の進歩とともに鉄のように頑丈な柱や梁が普及し始めました
つい最近では、大阪の万博で使われた木造建築に多用されています
まるで体育館の様な広い空間を木造で作っています
大手ハウスメーカーの住友林業さんとかが、テレビでも広いリビングとして、コマーシャルをしていますが
これを可能にしたのが、このミルフィーユ柱です
普段、柱や梁は、化粧の裏に隠れていますので見ることは出来ませんが、
もし、建築現場を見ることができれば、家の中のミルフィーユ模様が見ることができるかもしれまんせんね
なかなかきれいですよ
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